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大学受験、費用は平均30万円!?しっかり備えるための知識集

子育てにおいて、最後にして最大の難関とも言われる大学進学。

受験生ご本人も志望校合格を目指し日々の勉強が大変ですが、親御さんも大学へ入学させるための資金繰りには本当に苦労されます。

日本政策金融公庫が行なっている「平成30年度教育費負担の実態調査」によると、大学進学のために支払った教育費のうち、純粋な「受験費用」だけでも平均37万円との調査結果が出ています。

その他学校への納付金等も含めると、費用の総額は平均88万円とかなり高額な調査結果が報告されています。

でも、せっかく勉強を頑張っているお子さんに、お金のことで心配はかけたくないですよね。

こんなにかかるなんて知らなかった……と頭を悩ませてしまう前に、しっかりと備えておきましょう!

大学受験にかかる費用、その内訳は?

大学受験には純粋な受験料の他にも様々な出費がかさみます。

それぞれの注意点とおおよその金額について、まずはざっくりと解説してきますね!

受験料について

当然のことながら受験料は、入試を受けるごとに支払わなければいけない費用です。

たとえば2校受けるのなら2校分、受験料が必要になりますね。

受験料は大学によって金額が変わってきますが、私立大より国公立大の方が安価な傾向にあります。

私立大の場合1校あたりおおよそ35,000円、国公立大の場合1校あたりおおよそ20,000円が目安です。

学部によっても金額は変わってきますので、志望校の受験料は大学の資料、ホームページ等でチェックしましょう。

入学金について

大学受験にかかる費用で最も注意が必要なのがこの入学金です。

大学によって差はありますがおおよそ23万円~28万円が相場です。

なぜ入学金に注意が必要なのかというと、納入期限までに入学金を支払わなければ「合格を取り消される」からです。

しかも入学金の納入期限は、意外と早めに設定されています。入学の前日までならOKなどという優しいものではないんです……。

通常、合格通知の受け取りから2週間以内という大学が多いです。

例えば2月に滑り止めの私立大に合格し、その入学金を2月末までに支払わなければならないとします。

本命の国公立大の合格発表が3月であった場合、本命が受かるかどうかは分からない以上、実際には入学しないのだとしても、滑り止めの私立大の合格が無効にならないように入学金を支払うしかありません。

本命大学に無事に受かって、結果的にその滑り止めの大学に入学しなくても、支払った入学金は返還されないんです。

しかしながら、無駄金になってしまうならと入学金の納入を渋って、合格が取り消されてしまった場合、もし万が一、本命大学に受からなかったケースを考えると……支払うよりほかありません。

特に国公立大を本命に、私立大を滑り止めに考えている場合は、受験日程上、私立大の入学金も必要になるんだということを肝に銘じておいてください。

授業料について

大学の授業料は、国公立大と私立大とで大きく変わってくるところです。

国公立大の授業料の相場は年間約53万円、私立大の授業料の相場は年間約85万円です。

授業料は通常、前期分を大学合格時に納入します。

しかし授業料の場合は、すぐにでも支払わなければならないということはなく、延納手続きに応じてもらえる大学がほとんどです。その場合、入学後2~3ヵ月は納入を待ってもらえます。

また、どうしても自身での資金繰りが難しい場合は、日本学生支援機構等の奨学金を利用して支払うこともできます。

ただ、奨学金には返還義務があり、日本学生支援機構の奨学金は利子もつきます。

大学卒業後、奨学金の返還が負担になってしまい、貧困に陥る若者が多いと社会問題にもなっていますね。

大学卒業と同時に借金を抱えることになる、ということは頭に入れておいてください。

交通費・宿泊費について

志望大学が自宅から通える距離であれば良いのですが、例えば地方から東京の大学を受験するなどの場合、交通費と宿泊費がかさんでしまいます。

また、費用がかかるのはもちろんなのですが、受験日前日の宿泊となると大学周辺のホテルはすぐに満室になってしまいます!

受験日程がわかった時点で、すぐにホテルは押さえましょう。

早め早めの予約は、交通費や宿泊費を安く抑えるためにもオススメです。

ホテルや飛行機には早割があり、ホテルの早割はたとえば「30日前の予約で3,000円引き」などホテルによって様々ですし、飛行機の早割は、通常料金が38,000円ほどする航空券が7,000円程度で売られていることもあります。

新幹線も、旅行会社等で企画されているような、ホテルとセットで安くなっているプランなどを利用すれば、通常より安く手配することが可能です。

更に根本的な解決としては、大学によっては「地方試験」を実施しているところも多く、自宅近くに地方試験会場ある場合は、そちらをどんどん利用していきましょう。

種類が数ある大学受験、それぞれにかかる受験費用は?

一口に大学受験と言っても、一般入試の他にAO入試や推薦入試など、入試には色々ありますね。

各々どんな入試でおおよそいくらの受験料がかかるのか、簡単にまとめてみました。

センター試験とは

日本の大学の共通入学試験です。特に国公立大学の共通の一次試験になります。

センター試験が行われるのは、毎年1月13日以降の最初の土日の二日間です。

国公立大学の一次試験という扱いですが、私立大学でも「センター試験利用入試」という制度があります。

センタ試験利用入試とは、センター試験の結果によって各大学が合否を出すという形式の入試のことを指します。

1回のセンター試験で複数の大学を併願できるというのが、時間とお金の節約になり、メリットと言えます。

センター試験の受験料は、受験する教科数にも変わってきますが1万2千円~1万8千円が目安です。

国立大学二次試験とは

国公立大学は、共通入試かつ一次試験であるセンター試験と、大学ごとに行われる二次試験との結果を総合して合否が決められます。

二次試験には前期、中期、後期とあり、前期は2月末~3月初旬、中期・後期は3月の中頃から下旬にかけて日程が組まれています。

国公立大学の二次試験の受験料は、おおよそ1万7千円です。

私立大学一般入試とは

私立大学の一般入試は1月中頃~2月下旬に行われるところがほとんどです。

国公立大学とは違い、他の入試方法を受けない限りは私立大学はこの一般入試だけで合否が決まります。

私立大学の一般入試の受験料は、3万円~3万5千円が相場です。

AO入試とは

AO入試とは、学力試験を行わず、高校での成績や小論文、面接等で合否を決める入試方法です。

学力よりも、学生自身の人柄や姿勢が大学の求める学生像とマッチするかどうかが求められます。

オープンキャンパスへの参加を必須としている大学も多く、その場合は6月頃と他の入試方法と比べかなり早い段階から選考が始まります。

早ければ10月には合否が決まることもあり、そうなると10月には入学金を納めなければなりません。

AO入試の受験料は一般入試とほぼ同じで、3万円~3万5千円が相場です。

推薦入試とは

推薦入試とは、高校での活動の実績や取り組みの姿勢をもとに、学校からの推薦を受けて行なう入試です。

受験生の個性や意欲を評価するもので、小論文や面接のみで選考されるところがほとんどですが、たまに学力試験を課す大学もあるのがAO入試とは違う点です。

推薦入試の選考は10月半ば~11月末頃に行われます。早ければ11月末には合否が決定するので、11月までには入学金も準備しておかなければなりません。

推薦入試の受験料は一般入試とほぼ同じで、3万円~3万5千円が相場です。

これが大学受験スケジュール!受験費用は各々いつ必要なのか

では実際に、大学受験にかかるそれぞれの費用は、いつどのタイミングで発生するものなのでしょうか。

前項までの話を踏まえ、まとめて表にしてみました!

大学受験スケジュール早見表

大学受験スケジュール
時期 8月~11月 11月~12月 1月 1月~2月 2月~3月 4月~
費目 AO入試

(受験料,入学金)
推薦入試

(受験料,入学金)
センター試験

(受験料)
私立一般

(受験料,入学金)
国公立二次

(受験料,入学金)
入学

(授業料)
費用 約30万円 約30万円 約1万8千円 約30万円 約27万円 約53万円~85万円

※特にAO入試や推薦入試は、早い段階で入学金の納入が必要な点に気を付けてください!

受験費用にかかる金額と時期をしっかり把握して計画立てを

ただ漠然と〇円必要なんだな……と思っているだけではお金は用意できません。

「えっ、それ今すぐ必要なの?そんなお金まだ準備してないよ」なんてことにならないように、受験スケジュールを頭に入れ、いつそのお金が必要になるのか、しっかり把握した上で資金繰りの計画を立てましょう!

受験費用を用意する方法

では受験費用の準備に必要なお金と時期がわかったところで、実際にどのように用意すればいいのかを考えていきましょう。

一番良いのは、受験が始まる以前から、毎月の家計費から少しずつ貯金をして用意しておくというのが理想です。

ですがなかなか、そうもいかないご家庭も多いかと思います。その場合の方法についてご紹介します。

学資保険

学資保険は毎月の貯金と似ていて、将来の受験を見越して、以前からきちんと積み立てをしていた人にしか使えません。

本来は授業料等の、大学入学後にかかる費用を賄うための学資保険ですが、最近では受験費用にも使える商品も多く、お子さんが高校三年生になった時点で満期となるよう設定されているものもあります。

まだお子さんが受験生でない場合、今からでも間に合う場合は、学資保険の加入を検討されてみても良いかもしれません。

教育ローン

一般的に教育ローンは、申込みの際に合格証明書や学生証明書が必要になるため、大学入学前には借りることができません。

しかし一部の教育ローンでは、高校生になった時点で申請しておくことで利用できるものもあります。

大学受験費用が心配な方は、事前に高校入学の時点で申請をしておきましょう。

けれども教育ローンは手続きに時間がかかる上、審査に通らないことも多々ありますのでご注意ください。

カードローン

カードローンなら面倒な手続きもなく、申込みもWEB上で完結、来店不要。

契約当日の即日融資をしている会社もあり、すぐに利用できることが最大の利点です。

カードローンの利用は、職場への在籍確認の電話連絡が心配だと思われる方も多いかと思いますが、SMBCモビットのWEB申込なら「電話連絡なし・郵送物なし」で利用することができます!

手続きに時間もかからず便利なカードローン。どうしても「明日までに入学金を納めないと、せっかくの合格が取り消しになってしまう!」等の緊急時には、利用を検討されてはいかがでしょうか。

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まとめ

いかがでしたか?大学受験にかかる費用、トータルすると数十万円とかなりの高額で、やりくりするのは本当に大変なことだと思います。

けれども、一体いくら必要なのか、しっかり把握して綿密な計画を立てることが出来れば、準備するのはそう難しくはありません。

ご自身での準備が難しい場合は、ご紹介した教育ローンやカードローンといった方法もあります。

ただしお金を借りるということになりますので、利用額は最低限度、借り過ぎにはご注意くださいませ。

皆さんがお金の心配をすることなく、無事に志望校に合格されることを心からお祈りいたします!

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