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法人が借入を行う際は何が必要?融資を申し込む際の必要書類や注意点を解説

会社の運営資金が不足してしまった時は、金融機関からお金を借りて資金調達を行うのがベストです。

しかし法人が借入を行うには、どういった場所に融資を申し込めばいいのかわかりませんよね・・・

初めて借入を行う方は申込手順や必要書類がわからず、審査に時間がかかってしまうことがあるかもしれません。

こうしたトラブルを回避するには、申し込みに必要な書類や注意点を事前に確認しておくことがとても重要です!

ここでは法人が借入を行う際に必要となる書類や、申し込みを行う際の注意点などについて解説します。

法人が借入できる3つの金融機関

個人事業主などの方が借入を行いたい時は、銀行・政策金融公庫・ノンバンクのどちらかに融資を申し込むのが一般的です。

これらの金融機関には、それぞれ違った特徴があります。

銀行などの金融機関

法人の方がお金を借りる際は、まず銀行から融資を受け取ることを考えるのではないでしょうか?

実際ビジネス向けローンを取り扱う銀行は、全国各地に存在します。

銀行カードローンの最も大きなメリットは、他の金融機関に比べて金利が低い点です。

たとえば三菱UFJ銀行の金利は2.35%~9.00%となっています。

その他の銀行では、約3~9%に設定されていることが多いです。

中小企業の方も、手頃な金利で融資を受け取ることができます。

ですが銀行から融資を受け取るには、厳正な審査を通過しなければいけません。

審査時は決算書を作成したり、法人内容をチェックしたりするのが一般的です。

そのため場合によっては、資金を受け取るまで1ヵ月以上かかってしまうこともあります。

銀行に申し込みを行う時の手順は以下の通りです。

銀行へ融資を申し込む際の申込手順
銀行の融資相談窓口で申し込みを行う

審査を行い、融資の可否を判断する



審査通過後に契約を行い、銀行から融資を受け取る


借入時の金利を最小限に抑えたい方は、ぜひ一度銀行に借入を申し込んでみてください。

政策金融公庫

政策金融公庫とは財務省所管の特殊法人機関です。

国が管理している金融機関であるため、国の政策に合わせて多種多様な融資制度を提供しています。

提供されている機関には地方創生に関係する事業への資金を融資する制度など、いろんな種類の制度があります。

会社の目的に合わせて自由に融資制度を選ぶことができるので、中小企業の資金確保に最適です。

また政策金融公庫は、地域の商工会議所と連携を行っています。

商工会議所でのセミナーや資金相談窓口などを通じて、融資を申し込むことも可能です。

ただし、契約内容や申込条件などはそれぞれの制度ごとに異なります。

そのため申し込みを行う際は、融資制度の内容をきちんと確認しておく必要があります。

中小企業の方で資金の借入を考えている方は、ぜひ申し込みを検討してみてください。

ノンバンク(消費者金融)

最近はビジネスローンを取り扱うノンバンク(消費者金融)も多数登場しています。

1日も早く融資を受け取りたいという会社にオススメです。

ノンバンクは他の金融機関に比べて、審査スピードがとても早いです。

そのため審査を通過することができれば、だいたい3営業部以内に融資を受け取ることができます。

それにノンバンクの中には、即日融資に対応可能な企業も存在しています。

急な資金不足に陥った時や、当日中に融資を受け取りたい時などに最適です。

しかしノンバンクは、他の金融機関よりも金利が高く設定されています。

【各消費者金融の金利】

カードローン名 金利(実質年率)
AGビジネスサポート 3.10~18.0%
プロミス 4.5 ~17.8%
アコム  3.0~18.0%
東京スター銀行  6.5~14.5%
ジャパンネット銀行  4.8~13.8%

このような感じで、金利は銀行などの金融機関よりも上です。

そのため借入を長期間行うと、高額な利息が発生してしまう可能性があります。

ノンバンクに融資を依頼する際は、十分注意してください。

審査通過率が最も高いのはノンバンク

なるべく審査を1回で通過したい方は、ノンバンクを利用するのがオススメです!

銀行や政策金融公庫は審査を行う際、申込企業の経済状況などを入念に調べます。

これらの金融機関は貸し倒れリスクを徹底的に避ける傾向があるため、返済の可能性がないと判断されてしまうと融資を断られることが多いです。

一方ノンバンクは金利が高い分、中小企業や起業前の方でも柔軟に審査を行うことが可能です。

返済の可能性さえあればどの企業も審査を申し込むことができるので、起業したばかりの方や中小企業の方でも利用することができます。

銀行や政策金融公庫から借入するのが難しい場合は、ぜひノンバンクを活用してください。

ただしノンバンクから借入を行うと、しばらくの間は銀行や政策金融公庫から借入を行うことができません。

銀行や政策金融公庫は、他社での借入が残っている方に融資を行うのを嫌がります。

そのためノンバンクから借入を行った後に融資を申し込んでも、審査を断られてしまう可能性が高いです。

ノンバンクに申し込みを行う際は十分気をつけてください。

即日融資を希望する事業主にオススメなビジネスローン

当日中に融資を確保しておきたい事業主の方には、こちらのカードローンがオススメです。

ビジネクスト

ここがポイント!

  • 利用者数40000名の実績有。
  • 保証人不要で1000万円まで利用可
    ※ただし、法人の場合は代表者様に原則連帯保証をお願いします。
    ※新規取引時は上限500万円
  • 初めて
  • 審査に不安
  • 既に借入
  • アルバイト
  • 自営業者
  • 口コミ良い
  • 銀行
  • 消費者金融
  • 土日祝OK
  • 即日融資
  • 無利息
  • おまとめ
利用可能なコンビ二
  • セブンイレブン
実質年率 借入限度額 審査時間 融資スピード -
5.0~18.0% 1~1000万円 最短即日 最短即日 -
  • クチコミ
  • 審査情報
オーナー 星5
特に金額希望なく軽い気持ちで申し込み。 借り入れもあるし厳しいかなーって思ってたら あっさり300万の枠を貰えました。 電話の対応もすごくいいし、興味ある方はぜひ。
はる 星5
決算書の成績が悪くても考慮してくれます。 月末のピンチの際に非常に助かります。
平均年収 527万円
平均勤続年収 6年1ヶ月
雇用形態
  • 自営:65%
  • 会社員一般:25%
  • 自由業:3%
  • 派遣:1%
  • 他:6%
保険証
  • 国民保険証:57%
  • 社会保険証:28%
  • 組合保険証:3%
  • 他:12%
平均融資額 240万円
最多融資日数

審査情報を詳しくみる

  • AGビジネスサポート株式会社 (1)全国対応
    (2)法人契約の場合は会社、代表者の実印および印鑑証明書

法人が借入を申し込む際は書類提出が必須

銀行や政策金融公庫は審査を行う際、申込者に必要書類を提出する必要があります。

必要書類が提出できない場合、審査を実施することはできません。

必要となる書類は以下の通りです。

  • 経営計画書
  • 商業登記簿謄本
  • 資金使途資料
  • 決算書類一式
  • 月次決算表

必要となる書類の数や種類は、それぞれの金融機関ごとに異なります。

書類を準備する際は、前もって書類の数や種類を確認しておいてください。

また個人事業主の方が申し込みを行う際は、以下の書類も用意しておく必要があります。

  • 経営計画書
  • 試算表
  • 資金繰り計画
  • 銀行取引一覧表
  • 損益計算書

個人事業主の方で借入を考えている方は、これらの書類も忘れずに用意しておいてください。

また初めて銀行などの金融機関に申し込みを行う際は、以下の書類を提出する場合があります。

  • 会社の案内書
  • 製品カタログ
  • 事業計画書
  • 税務署受付印を送付した過去3期分の決算書

金融機関にこれらの書類を提出しておくと、審査が有利に進められる場合があります。

初めて借入を申し込む方は検討してみてください。

法人が借入を申し込む時の注意点

銀行や政策金融公庫などの機関は、必要書類さえ用意しておけば誰でも申し込むことができます。

しかし申し込みを行う際は、以下の点に注意しなければいけません。

申し込みの際は資金用途・返済財源を証明する必要がある

法人の方が融資を受け取る際に最も重要視されるのは、資金用途と返済財源です

どの金融機関も融資を行う際は、資金の使い道と返済する際の財源を確認します。

資金用途が明確じゃなかったり返済財源が証明できなかったりすると、審査で落とされる可能性が高いです。

そのため借入を申し込む際は、資金用途と返済財源をきちんと証明しなければいけません。

たとえば商品を仕入れるために資金が必要な場合は、「売上増加に対応するための仕入資金」などの説明を行うのがベストです。

資金の返済財源を証明する際は資金繰り表を作成して、返済時の流れを丁寧に説明するのが最適といえます。

借入を申し込む法人の方は、資金用途や返済財源をきちんと説明できるように対応してください。

試算表を提出することも非常に重要

銀行や政策金融公庫に融資を求める際は、会社の試算表を毎月提出する必要があります。

試算表を提出しておくと、会社の業績や財務情報などを細かく伝えることが可能です。

こうした対応を行っておけば、会社と金融機関との間に親近感が出てきます。

会社との信金が高まれば、融資審査を有利に進めることができます。

審査を通過できる確率を少しでもアップさせたい場合は、なるべく多くの情報を提供するのが最適です。

なるべく審査を有利に進めたい方は、必ず試算表を提出しておいてください。

まとめ

法人が借入を行う際の必要書類や注意点などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

法人の方がお金を借りたい時は、銀行・政策金融公庫・ノンバンクに申し込みを行うのが最適です。

しかし融資を受け取るには資金用途や返済財源を説明することで、資金が返済できることを証明する必要があります。

これから借入を申し込む方はここで教えた知識を活かすして、審査を無事に通過できるよう頑張ってみてください!

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